足の冷えとむくみだけなのでしょうか。お腹、臀部、太ももなども冷えている人がいます。
足以外に冷えていても冷えを感じていない人もいます。
お腹、臀部、太ももなど、本人が自覚していないだけで冷えている場合があります。

足の冷えの場合は次の方法をお勧めします。

①　足の指の爪の周りを丁寧に強く押します。

②　次に歯ブラシの枝で指をこすります。

③　歯ブラシの枝で指と指の間を強く押します。①②③を同じように5本の指にする

④　足の付け根のリンパのある所をマッサージする

①の爪の周りを強く押すと冷えのある人ほど強い痛みが出ますが、それは毛細血管の詰まりがあるからです。痛くとも強く押してみてください、その度合いによって血流がどんどん増して数分以内に温かくなり、場合によっては７～１０度くらいあがります。よほど強くした場合を除いて後遺症はありません。

②歯ブラシの枝はこするには最適なものです。冷え症の人は循環が悪いのでこするだけで痛いのですが、だからと言ってはれ上がることはありません。

③指と指の間に歯ブラシの枝で強く押すのもかなり痛いのですが、その原因はリンパの流れが悪いからです。痛くとも我慢して押してみてください。

④足の付け根の部分にはグリグリしたリンパがあります。そこをよくマッサージします。

上記の内容は自分でもできる冷え性対策ですが、痛いのが難点ですが確実に効果をもたらします。一度ではなく毎日2回くらいを続けると確実に効果がでます。

それ以外にも、ふくらはぎの下部にあるセルライトや関節回りの筋肉に硬結があったります。この場合は個人で解消するのはほとんど難しいと思います。

当院ではオルゴンリングを用いていますが、痛いのが嫌な人は指で行う事もしています。頑固な冷えは通常の整体や食事療法ではほとんど効果は期待できません。確実に爪の周りの毛細血管の詰まりを解消することが大切です。

セルライトが溜まって　
いたら、根本に血流やリンパの流れがわるいので、すぐ戻ってしまうでしょう

よほど循環器や腎臓などの疾病がなければ以下を行うとかなり確実に変化が出てくるはずです。

①常に骨のバランスをよくする
②ふくらはぎの筋肉を柔軟にする
③セルライトをなくす
④ちゃんと栄養バランスをとる
⑤適度に汗をかく

私の妻は側湾もあり、冷え性です。
特に足裏を重点的に行います。
戻ってしまうのであれば、我慢せずに温めさせます。
体質もあり、食べ物や経絡施療、なにをやっても改善しない人もいるようです。
妻の場合、漢方で多少改善しているようです。

寒くなってから慌てて足のケアをされますが遅いです。
夏からはじめましょう。

食事としては温めるような食材を選んでください。果物類は身体を冷やしますので気をつけましょう。排毒を心がけて汗をかくようにしてください。

末端が冷えるのは内臓が冷えているからなので腹巻も効果があります
または仙骨のところにカイロを当てるのもいいと思います。

エキササイズとしては毛細血管運動がいいです、ぞくにいうゴキブリ体操です。
手足をまっすぐ９０度に伸ばして（椅子を逆さにしたように）一心に振ってください
２分もできれば上々です。だらっと脱力して新しい血液の交換をすることで末端の細胞が活性化して心臓も強くなり血流もよくなるでしょう。この運動は１万歩歩くに匹敵します。ウォーキングの代わりにもなりますよ。